けんちー

サッカーは人生の縮図。

【東京五輪メンバー大予想】~イングランド編~

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一年間の延期を考慮し、U-24というテイでやっていきたいと思います。

(1997年1月1日以降に生まれた選手)

オーバーエイジを除いた15人を選出していきます。

イングランド

アレクサンダー・アーノルドらの1998年世代はU-19ユーロ優勝。ジェイドン・サンチョ、フィル・フォーデンらを擁する2000年世代はU-17ワールドカップ優勝とオリンピック世代は最強に近いスリーライオンズ。この世代はA代表デビューしている選手も多く存在している。正直なところ世代別代表では頭一つ出ているかもしれない。それだけに優勝への期待はものすごく大きいだろう。

 

 予想メンバー

GK

ディーン・ヘンダーソンシェフィールド・ユナイテッド

DF

アレクサンダー・アーノルド(リバプール

ジョー・ゴメス(リバプール

フィカヨ・トモリ(チェルシー

ブカヨ・サカ(アーセナル

アーロン・ワン=ビサカ(マンチェスター・ユナイテッド

MF

メイソン・マウント(チェルシー

フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ

ジェイドン・サンチョ(ドルトムント

デクラン・ライス(ウェストハム

ブランドン・ウィリアムズ(マンチェスター・ユナイテッド

ジョー・ウィロック(アーセナル

FW

メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド

タミー・エイブラハム(チェルシー

ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド

 

このような選考になりました。メンバーが豪華すぎてめちゃくちゃ選ぶのが大変でした。GKはあまり知ってる選手がいなかったというのとフィールドプレイヤーの選手選考にとても悩んだので一人だけの選考にさせてもらいました。前線の選手にかなり頭を抱えさせられました。

メンバー外の主な選手

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エディー・ヌケティア(アーセナル

マックス・アーロンズ(ノリッジ・シティ

スミス・ロウ(アーセナル

リアン・ブリュースター(リバプール

カラム・ハドソン=オドイ(チェルシー

 

他にも多くの有望株がいますが、これだけの選手を外さなくてはならないのは心が痛いです。

 

15人って少ないだろー。(笑)

これにオーバーエイジ…??

 

スタメン

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 SBが二人ともかなり攻撃型なので守備崩壊はおそらくするでしょう。しかしそれが気にならないぐらい前線の選手の攻撃力、プレーの質、精度。攻撃面はなんら問題なしなので全然戦えるのではないかなと思います。セットプレーにおいても5、6人は蹴れる選手がいて、高さのあるエイブラハムあたりをターゲットにできるのでオプションもかなり多いです。控えにはウィリアムズ、ワン=ビサカなど走れるユナイテッドの選手がいて、点が取れるレフティーのグリーンウッドもいます。GK以外は交代枠も問題なし。

 

終わり

先ほども言いましたが、15人を選びきるのはとても酷なことでした。それほどメンバーが揃っていて、経験豊富な選手が多いということです。優勝候補筆頭ですね。

 

 

 

コロナに負けるな!

無駄な外出は控え、家で安静にしましょう。今は我慢の時期です。

こういうときこそサッカーをもっと取り上げていきましょう!

【マンチェスターダービー】プレミアリーグ第29節 マンチェスター・U vs マンチェスター・C ~伝統の一戦~

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初めて両雄が激突してから100年以上も経っている歴史ある伝統の一戦。今シーズンのカップ戦、リーグ戦を合わせると3度対戦しており、両チームともホームで敗れておりユナイテッドが2勝1敗と勝ち越している。今回はオールド・トラフォードで行われる。つまらない試合になるわけがないだろう。

 

スタメン

マンチェスター・ユナイテッド

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3-4-1-2



前回のリーグ戦と同様、3バックで挑む。ワン・ビサカはスターリングを再び完封するのか。ボールを支配する相手にはとても強いユナイテッド。今回もジェームズ、マルシャルを生かしたスピードのあるショートカウンターや、B・フェルナンデスのキックを生かした組み立て、キャプテンのマグワイアロングフィード。昨夏と今冬の補強でさまざまのオプションが増えている。高さにもシティより部があるだろう。デ・ヘアの不調が気になるところだが…。

マンチェスター・シティ

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4-3-3

最近調子のいいマフレズとジェズスではなく、ここぞの場面で点を決めてくれるエースアグエロ。直近のカラバオ決勝でMOMにも輝いた2000年生まれの19歳フォーデン。この二人を起用してきた。特にフォーデンの評価は著しく上がっており、期待も当然でかいだろう。SBもカンセロとジンチェンコを使ってきた。ジンチェンコとカンセロは繋ぎも非常に丁寧であるため、後ろからしっかり組み立てて自分たちも時間を長くするのが狙いだろう。デブライネを欠いているのがシティとしては痛いがギュンドアン、ベルナルド、ロドリでも決定的な仕事は十分できる。

試合分析

ユナイテッドの守備

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あれだけの時間ボールを持たれ、リーグで一番点を挙げているシティから奪ったクリーンシートは非常に高く評価できる。マグワイア、ワン・ビサカ。もちろんこの2選手だけのおかげではないが、2人の加入はとても大きい。

ワン・ビサカの走力

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前回対戦もスターリングを完封したワン・ビサカ。今節も存在感しかなかった。スターリングとの1対1も互角以上の戦いを繰り広げ、スプリント勝負でも全く引けを取らなかった。さらに交代で入ったメンディへの守備対応もほぼ完璧に抑えたと言っていいだろう。守備だけでなく攻撃面でもサイド突破、特に前半の二人の間を抜けたダブルタッチは鳥肌が立った。走力、技術、高さ、若さ。これほど恐ろしいSBがいるだろうか。そしてイングランド代表のRSBは何人いるのか。(アーノルド、ウォーカー、トリッピアー)ぱっと考えただけでこの数。恐ろしい。

ルーク・ショーの嫌な立ち位置

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フェルナンジーニョのボール保持時、18番(B・フェルナンデス)がGKへのパスコースを切っていて、27番(カンセロ)のパスコースも53番(ウィリアムズ)にマークにつかれているため出しづらい。よってパスコースはフォーデンの裏かベルナルド・シルバの足元の二択になる。しかしルーク・ショーはあえてベルナルド・シルバへのパスコースを開け、出させる。そのタイミングでショーが猛スピードでプレスをかけて前を向かせず困らすというシーンが多く見られた。一見簡単そうに見えるシーンだが、ユナイテッドは3バックであるため前に出ることにためらいがある。しかしショーはSBの経験からか勇気を持って前に出ることによりかなり多くの芽を摘んでいた。この縦パスが通り、前を向かせてしまうと中盤の裏をとられる形になるので何気ないシーンに見えるが、相当な数のチャンスを潰していた。

ボールはもてるのに…

ラストパサーの不在

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引いて守ってくるチームに今シーズン特に苦しめられている。そういう試合でなかなか点が取れず、カウンターで失点。この負け方が多く勝ち点の取りこぼしが多い。そんななか引いてくる相手に対しても自分からボールを引き出すことも出来る。縦への推進力もある。そして決定的なパスを出せるような選手の不在が非常に響いた。デブライネやダビド・シルバは常にいやらしいポジションで顔を出し、そこ!?というようなボールを出せる。これは相手が引いていようが関係ない。彼らは決定的なパスが出せる。しかしこの試合では雑なセンタリングも目立ち、マグワイアに何度も跳ね返された。ラストパスの質でこれほどまで試合は変わるんだなと勉強させてもらった試合でした。

ペップシティ

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フェルナンジーニョからカンセロと繋ぎ、中盤につけて逆サイドに持っていくか、そのまま縦に流すのがセオリー通りなのかもしれない。しかしペップのサッカーは逆SB(この場合はジンチェンコ)が本来なら白の円あたりにいるところだが、ボランチの位置までななめに動きだし、組み立てを行うのがペップのセオリーである。この試合では前から激しいプレスが来ていたため非常にジンチェンコのポジショニングが重要であった。上手くかいくぐれてたシーンも見られていたため、70%ほどの支配率が得られたのではないかと考えている。

個人的MOM

ブルーノ・フェルナンデス

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試合終盤にお役御免で交代したB・フェルナンデス。GKまで追い続ける守備、自陣まで戻る守備、裏に抜け出す動き、セットプレー(キック)の質。彼が試合を動かしたと言っても過言ではないだろう。この選手がユナイテッドに加わってから劇的によくなっている。ユナイテッドのようなトップレベルのチームで冬加入でこれほどフィットするのは簡単ではないはずだ。他にもワン・ビサカやD・ジェームズなどMOM級の選手が多くいたが、基本的にはブルーノ・フェルナンデスから守備が始まっており、この試合のカギを握ったのは前線からの守備だと感じたからだ。

感想

 非常に高いインテンシティで序盤から終盤まで集中を切らさなかったユナイテッドの勝利。シティファンの自分としてはとても悔しいが、勉強できる部分が多くあった。解説の戸田さんもおっしゃっていたが、ここまでのビッグクラブがあれだけ相手にボールを持たれながらもフラストレーションを溜めずに戦えることに感心をした。ユナイテッドは自分たちの時間が増えるゲームでの崩し方やゲームコントロールができるようになれば化けるのは時間の問題だろう。シティは70%以上の保持率で一点も取れないのは課題である。決定的なパス、打開する個の力など個人能力を高めていきたい。そうすればよりチームとしての完成度も高まるだろう。

 

 

【南野拓実スタメン!!】FAカップ5回戦 チェルシーvsリヴァプール ~BIGクラブ同士の激突~

先日のワトフォード戦で三失点、今シーズンリーグ戦初黒星を喫した首位独走中のリヴァプール。CLでのバイエルン戦で同じく三失点で敗れ、ボーンマス相手にも引き分けのチェルシー

 直近の試合で勝てていないチーム同士の対戦です。

 

スタメン

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チェルシー

3バックでサイドにウィングバックを置くシステムもあるチェルシーだが、この試合では4バックでのぞんだ。カンテ、エイブラハム、ハドソン・オドイ、プリシッチなど多くの選手をケガで欠く中、スタメンを6人入れ替えてきた。セーブ率が良くないとメンバーから外れていたスペイン代表ケパ・アリサバラガが久しぶりのスタメン。

リヴァプール

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直近のワトフォード戦でリーグ戦初黒星、初の無得点と流れが切れてしまったリヴァプール。ユナイテッドファンの少年の手紙が叶う結果となってしまった前節から7人もの選手を入れ替えてきた。南野も久しぶりの先発で結果という形でアピールしたい。

 

試合総括

前線からのハイプレス(チェルシー

前半の序盤からかなり高い位置でペドロ、ジルー、ウィリアンの3人を中心にプレスをかけているシーンがとても目立った。その中でも若いRSBウィリアムズ、ファン・ダイクではない方のCBゴメスのところを狙っていた。

特に先制点のシーンはそうだった。

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チェルシーが押し込んでからの守備だったというところもあり、前線に多くの選手が残っていたので高い位置からはめることができた。アドリアンからパスを受けたウィリアムズが前にパスをつけようとするもマルコスアロンソが縦を完全に切り、下げさせる。それに連動するようにジルーがかなりのスピードでプレスをかけてゴメスのミスを誘い、それを拾ったウィリアンの右足のシュートがアドリアンのミスもあり、チェルシー先制。ビルドアップでのミスもあったが、連動した守備がハマっていい形で点が取れた。


怪我人増加(チェルシー

ただでさえ怪我人が多かったにも関わらず、前半の終盤にコバチッチがウィリアムズと交錯した際にふくらはぎ?膝裏?あたりを負傷。マウントとの交代を余儀なくされた。

後半の途中にリュディガーも気にしていたが、交代はしなかった。試合内容が良かっただけに怪我人がでたのは悔やまれる。

アレクサンダー・アーノルドの存在(リヴァプール

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ベストメンバーでの試合の時とは違い、攻撃のオプションがかなり少なかったなという印象。フィルミーノ、サラー、アレクサンダー・アーノルド、ヘンダーソン、ワイナルドゥムこの5人がいなかったのは非常に大きかった。特にアレクサンダー・アーノルド。彼が今の強いリヴァプールを牽引していることが、試合にでなかったことにより証明された。精度の高いセットプレー、縦パス、クロス。この試合にはほとんど見られなかった。

南野の評価(リヴァプール

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今までのゲームで一番良かったと思う。リヴァプールの選手としてはまだまだ時間が必要である。だが、周りとの距離感、積極性などデビューの時に比べて改善されていた部分も見えた。ファビーニョ、ケイタでさえ出場機会を得てチームにフィットするのにかなりの時間を要した。世界一のクラブにいるのだ。上手くいかなくて当然である。焦らず、日々のトレーニングを無駄にせず、日本をより強くしていってもらいたい。

個人的MOM

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個人的MOMはオリヴィエ・ジルー。ゴールこそなかったものの、ほとんどの攻撃の起点となったと言っても過言ではないだろう。彼のポストプレーから幾度となくチャンスが生まれた。あのファン・ダイクを背負ってもボールを収めてしまう。点を取らなくてもワールドカップで試合に出続けて優勝した理由がこれでわかったはずだ。ランパード監督は彼がここまで活躍したことにより、エイブラハムが返ってきたときのとても頭を抱えるだろう。

 

感想

リヴァプールがここにきて2試合で5失点ノーゴールと非常に苦しみ始めている。連戦の疲れがでてきているのか。次の相手はリーグ戦はボーンマス、CLはアトレティコとのホーム二連戦。リヴァプールアンフィールドでノーゴールというわけにはいかないだろう。

 チェルシーはここ最近勝てていなかったが、リヴァプールに勝ったことは相当の自信になるだろう。リーグ戦は難敵エヴァートン、CLはアウェイで突破の可能性はかなり低いがバイエルン。両チームとも日程が過密でとても大変だが、ケガには気をつけて素晴らしいfootballをまた見たいものだ。